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その後

2009年01月29日 16:41
亡くなった日の深夜・・

5日間、ほとんど寝てなかった私は
泣きつかれたのもあって、床についたらすぐに寝たらしい。
・・・・・・・ガーガー(いびき)
・・・・・・・ガーガー
「じーさん(猫)、おいで」とハッキリした寝言をいい、
いつも猫が寝ていた左側の布団を持ち上げたそうな。入りやすいように。
で、パサッ・・・・・・・ガーガー
・・・・・・・・ゴーゴー
旦の涙をさそった出来事だったらしい。


「猫の夢見てたでしょ?」
「わかんない、覚えてないよ」
「寝言言ってたよ」と説明された。
「そこにいたんじゃん?」
と言ったくせに、妹に抱き枕を作ってくれと頼んでしまった。
寂しすぎるから。


火曜日、旦は仕事を昼までに切り上げてくれた。
午後、火葬場で最後のお別れ。
「ありがとう」「いい子だったね」「頑張ったね」「ずっと大好きだよ」
上にかけていた安っちいバスタオルをとって、
私の高級ネルシャツで抱きしめているように包んだ。
普段、私のひざ上でこのシャツに包まってたし。
いろんな意味を込めて。。。

愛猫の骨は、立派な形だった。
ほとんど自分たちで骨壷に収めさせてもらった。

帰り、お骨を抱きかかえて助手席に座ったんだけど
まだ熱がこもってるから、温かい。
「ふたりでいると暖ったかいね~」私が猫に向かってよく言ってた言葉。
でも、その日は
「早く帰ろうね」だった。



昨日、旦が休みだったので、少しの時間ふたりで出かけた。

夕方、動物病院から、お供えと手紙が届いた。
読んで、また涙。

もう少し時間がたってから挨拶に・・と思っていたけど
医療廃棄物もあったし、獣医たちの気持が伝わってきたので
たくさんの写真と御礼の品を持って、さっき行ってきた。

初めて
「昨日、拾っちゃったんです~」のときから診察してくれた院長まで待っててくれた。
院長、主治医、看護士・・
みんなで写真を見ながら、思い出話をした。

主治医に気になっていたことを聞いてみた。
「点滴しないで、死を迎えたほうが苦しまなかったですか?」
「それはないわ、むしろ逆。多臓器が・・・だったから」←(もしかして違う言い方だったかも。記憶曖昧)
そっか・・・よかった。役にたてたんだ。

帰り際、院長が「まだそばにいるからね」と嬉しいことを。
1ヶ月という人もいれば、1年気配を感じた、という人もいるらしい。
いちばん多いのが2~3ヶ月だって。
「ずっと居てくれて、かまわないんですけどね」と言ったら、
「こっちに降りてこれないでしょ」と言われてしまった。


門の外まで主治医が見送ってくれ
「お母さんも身体に気をつけて」と。
あー、そっか。知ってるんだもんな~
「ありがとうございます」

で、またご縁がありましたら・・・・失礼します。
で、お別れ。


いい獣医たちでよかった。


心配・応援してくださった方々、ありがとうございます。
無理に頑張ろう、前向きに・・とは思ってません。
実際、ツライですし。
マイペースに進みます。

Posted by さと│Comments(0)にっき
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